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【内容】
音楽評論家“濱田滋郎”は、こうして生まれた。
スペイン、音楽、本、家族――。
物心ついてから充実の壮年期までの半生を、
優しさとユーモアあふれる語り口でふり返った自叙伝。
♪
音楽と音楽家への愛と敬意に満ちた「濱田節」の評論は、世代を超えて親しまれています。
その評論の源泉には、「好き」をとことん追いかけた半生と、それを支える大切な人々の存在がありました。
どこか懐かしくも心温まる、エッセイ調の1冊です。
『泣いた赤おに』などで知られる父・浜田廣介への追悼文も併録。
※本書はパセオ刊『パセオフラメンコ』誌上の連載「なんでかなの記」に追補を加え、単行本としてまとめたものです。
【著者】
濱田 滋郎 (ハマダ ジロウ)
1935年東京生まれ、2021年没。音楽評論家、スペイン文化研究家。東京藝術大学、東京外国語大学、立教大学などでの非常勤講師、日本フラメンコ協会会長をはじめ各音楽団体の会長・理事などを歴任。1984年第3回蘆原英了賞受賞。1985年からは「清里スペイン音楽祭」を企画、総監督をつとめた。父は『泣いた赤おに』などの作品で知られる童話作家の浜田廣介。
【目次】
第一章 音楽に熱中した日々
――私の根底に息づく、幼少期からのこと
第二章 音楽評論家への道
――初仕事を得た、二十代半ばからのこと
第三章 最も大切な十年間
――思いが結実していく、四十代半ばからのこと
追補
――清里スペイン音楽祭の記録と、父・浜田廣介のこと
あとがきにかえて――父・濱田滋郎(濱田吾愛)
年譜
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